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2013年12月24日 (火)

コンポボーイついにスタート!(大丈夫?)

♪シャカシャンシャンシャンシャンシャンピヨピヨ♪

さて。
ついにグレンダイザーの予約が12/31で終了だよ!

Guren3

今回、オレ的に特筆せねばならんのはこれ。

Gueren12

アニメでも特徴的だったのがダブルハーケン。
これが大きいのよ。
作画的に大きく魅せた方がカッコよかったんだろうね。
いや、確かに大きいとかっこいい!
そして、ソフビのくせに(くせにとかいったらいかん)S字立ち!

Guren7

とにかく、オレの自慢の一品になったことは間違いないよ!
そして、こんな夢の競演も出来る

Guren15

かなわなかった競演がまさにあなたの手で実現できまっせ!

Gren16

みなさんよろしく願いします!!

そして…
ついに…
やっちゃった〜!
ってな感じで登場!
テクノロボコンポボーイ!!

メディコムトイ テクノロボコンポボーイ

いやあ…正気の沙汰とは思えないねえ…
まあ前回のお話でもコンポボーイには触れましたが…
いや、触れたというかほとんど遊んでしまったんですが(笑

まあお話をいただいてビックリ仰天というのもあったんですが。

Com1

ひとまず完成して何よりでしたよ…
いや、問題は価格。
結構なお値段になってしまいました…
仕方ないんですよ。
これ、メチャメチャ制作費がかかっておりまして…
もちろん、製作日数も半端じゃないし。
オレ何度も心が折れかけた(笑

製作進行に置いても権利元を探し出すという作業で、バンダイ様や東映様、徳間書店様にも非常にお手数をおかけして、何より全ての権利から登録商標まであちこちかけずり回られたメディコムトイの赤司様には本当にありがとうございますと感謝の気持ちで一杯です。

正直、忘れられそうな作品であるために…
いや、ほとんどみなさん知らないという状況で(笑

『なぜこの80年代初頭にこの企画が産まれたのか?』

という大それたお話になったという(笑

まあみなさんもご存知かと思いますが、企画自体はアルべガスに引き継がれております。
といっても、このアルべガスのプロトタイプ…
というには驚くほどの方々が参加した一大プロジェクトだったのは一目瞭然。

デザイン 村上克司
漫画 森藤よしひろ
脚本 上原正三
原作 八手三郎

まあ、それだけではない。
テレビランド上に置いて森藤さんが漫画を描かれてましたが、カラーグラビアでは先日お亡くなりになられた伊藤秀明さん。
そして高荷義之先生までイラストを描かれていると…

いやあ調べると恐ろしいメンツですなあ…
いろいろと調べたんですが、あくまで憶測にしかならないのでここでは割愛いたしますが、ポピーがバンダイに吸収合併される直前に作られた大型商品。
非常に感慨深いものをあてがっていただいたという思いで一杯です…

しかしながら、このコンポボーイというのは全身が箱形。
このね、箱形というのがソフビにとっては鬼門なんですよ。

まずソフビは『ヒケ』という性質があります。
まあよくみますよね。
胸がペッコリ凹んでしまったソフビ。
上から見た時に楕円になってしまっているものは直径の短い方が『ヒケ』てしまうんです。
へっこんでしまうのですよ。

これは平な『面』についてもそうで、まあなんといいますか…
サランラップをぴっちり貼ったのに、真ん中がたるんでしまう…
そういう状況になるんですよ。
そうならないように計算して原型を作らないといけない。

ってだけで死にそうになりました(笑
まあそれもそうなんですが、四角い間着は高い。
しかも抜けない可能性もある…

ほんと、最後の最後まで気の抜けない作業でした…
見本が上がるまでドキドキで…
大体ね、ワックスもヒケるの。
おまけのコンポなんて…
真ん中かがベッコリへこんで(笑

直すのに1体分くらいの作業をしました。
笑えねえよ!

そんなこんなもあり…

では済まず。
なんと金型代も3体分!!!

もうオレ、責任感という重圧で漏らした。
もうこういう仕事はしません!
するけど。
仕事だからなんでもするけど…
いや、そりゃあスーパーそに子作って!って言われたら断りますよ(笑
出来ねえよ!って(笑

そんなんでよかったですか?

あ、コンポボーイには顔のステッカーがつく予定です。
オレが描いた(笑

Com2

ちょっと型成がフニャフニャな所がありますが、実は見本を抜くゾルが思った以上に足りなくて(笑
ちょっと薄い型成になってます。
本番は大丈夫じゃないかな?

あと。
『こんな間着できねえ!』

と金型屋さんに怒られて(笑
泣きながら3日もかけて間着を作ったミニコンポ。

Com3
ミニのくせにでかい…

横幅が14cmとかあったような…
これだけで製品として売れるんじゃね?
ってくらい…

いや、もうオレはこの仕事を思い出したくない。
出来上がった製品を見て楽しむということに専念するよ。
製作の苦しさを忘れるからこそ、同じような仕事も引き受けられるんだぜ!

…おわり

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2013年12月18日 (水)

コンポボーイ哀歌

衝撃だね!

見た?
ハイホ(ハイパーホビーの略)

いや、知ってるか知らないか…
?????な人の方が圧倒的に違いない。

だってしょうがな〜いじゃな〜い♪

本当に一部の人しか知らんだろうて。

『テクノロボコンポボーイ』

なんじゃそりゃ?って話です。

まあさておき。
先に宣伝おば。

Comp

これですね。
まあさ、バブルというかその初期症状とも言うべきか…
80年代というのはどこかねじが飛んじゃってるのね。
好景気、右肩上がりの経済。

その末端で起きたのはえらいこっちゃだったのよ。
オレなんかね。
自転車。
隠しライトがついていたり6段ギアなんてのも登場した。
後ろには折りたたみのカゴを付けたりね。
スポークに1個ずつプラパイプを挟んだりね。
蛍光の。

そういう時代だったんや。

そういう時代ね。
頭に入れといてや。

それで、このコンポボーイ。
まあおもちゃでね。
コンポが合体してしまうとか。
大体、若者にコンポなんていっても分からね。
オッサン達だってもう既に記憶の片隅にこびりついた悪夢のような思いでさ…
でもね、コンポってイマかったんだ。
イカしてたんだよ。
イカした男の熱いアイテムやったんや。
そういうの、頭入れといてや。

まあね。
おもちゃ業界もこの好景気で方向性はどこかへ向かってしまったんだな。
コンポだってプラモになったし、タイヤのホイールまでプラモになっちゃった時代やで。
とはいえ、コンポを合体させてロボにしてしまおうなんて、イカれてる(笑

まあそういう前置き。
このコンポボーイのお話をいただいて…

いや、そりゃあ耳を疑ったよ。

『コンポボーイってご存知ですか?』

と。
そりゃあ普通の人なら聞きますよ。
でもね、オレたち80年代に少年だったジジイにとってはそれこそ脳みその片隅にこびりついた少年の記憶だったのさ。

『もちろんでさあ(なぜか使用人言葉)レザリオンの元になったヤツでげしょ?』

とアチキ。
正確にはアルべガスの元なんだけどね。
レザリオンにも流用されているんだよね。

『コンポボーイの原型をぜひあべさんに…』

また耳を疑ったね。

『はあ…』

としかいいようが無い。
が、なんといいますか…
チャリのスポークにはめ込んだプラパイプ(蛍光)が走るたびに

『カタカタ…』

となる。
そういう少年時代がオレの脳みその中にガ〜ッと押し寄せてきた!

『そうだ!オレがやらなきゃ誰がやるんだ!
いや、オレがやらなきゃきっと誰もやらない!
オレは呼ばれたんだ!
コンポボーイに!』

と何かに耳元でささやかれ、二つ返事でオッケーした…

それが地獄の始まりだったとは…

まあそれは追々。
とにかく、いろいろな人を巻き込んで…
いや、いろいろな人に多大な迷惑をかけ…
お金もかけ…
時間もかけ…

散々な思いをして出来たのがコンポボーイかよ!
と制作時には思ってました…

しかしながら、本当に素晴らしいソフビが出来上がったと。
今では誇りに思います。

…コンポボーイだけどね。

あれだけみんなが大変な思いをしたので、完成した時の感慨深さも一入。
本当に喜んでいただけて最高な気分です!

…コンポボーイだけど。

さて、今回はご依頼いただいたメーカーさんからサンプルをお借りしているので、ここは合体させねばイカンだろうて。
と勝手に思ったオレ。

コンポボーイってなんぞや?
という所から始めたい。

まあね、コンポボーイに関しては本当に素晴らしいレポブログが多数ございます。
そちらをご参照くださいませ!

と、いつもなら言いますがね。
なんて言うんですか…

このコンポボーイにはそういうヤッツケな気分を一掃してしまいそうな、そういういけない魔力がありましてね。
まあ〜なんていうんですか…
オレがもう既にあの隠しライトのチャリの荷台に両足を乗せて

『ザボーガー』

とかいいながら坂道を疾走する…
そういう童心に戻してしまったわけだ!

オレにも合体解説させてくれ!
まあか〜るくだけど…
説明したいの!!

コンポボーイ!

Comp1

箱デカッ!
いや、ゴッドシグマとかゴライオンとか。
当時はでかかったんだよ。
でかいのがステータスだったんだ!
バカほどでかいのが好きやったんや!
といったら怒られそうだが、どう考えてもバカや!

そういうバカな製品ほど心が躍るねん…
そういうもんや。女子には分かるまい!

Comp2

みてよ!
この贅沢な作り!!
もうたまらんわ…
なんでこんなにオレたちの心をつかむねん…

Comp3

この発泡スチロールに詰め込まれてる感じがええんや…
オレたちジジイはこういうのに心躍るんやで!

Comp5

写真を見ながらコンポにしてみる。
この形態はのせるだけや。
積み木みたいな感じ。

でもたまらないよねえ〜
もうパーツを1個1個持つだけでオレのチンコボーイがキュンとなる…
10歳若返ったぜ…

Comp6
ジャ〜ン!

でけた!
本当は足のボックスにはしきり版を入れるんだけど(それもすごい話や)今回は持ち主がしきり版を束ねるテープを剥がしていなかったので割愛。
ホントは、差し込みたかった…

Comp7

この他にもステレオラックがついている。
贅沢やなあ…

まあ、なんでこないなもんがついてるかっていると…

Comp8

手首が収納できますねん!

しかしまあ…
観音開きのガラス戸(プラだけどね)まで再現するとはおそろしや…

まあそれもそのはず。
ポピーの重鎮、村上克司大先生の作品や。
素晴らしい!

ではでは、合体させまひょか?

Comp9

まずは足首となるスピーカ。
そこの部分にボタンがある。
ここがね、このコンポボーイのギミックの優れてる所なんだけど…
まあなぜ足首からか?という疑問もこの素晴らしいギミックに関係してきます。

追っていきまひょ。

Comp10

ボタンを押す。
すると赤いポッチがストッパーになります。
バネが仕込まれてるんだよね

『バネが仕込まれてる』

…何と言ういい響きや…
少年時代のおもちゃはこの『バネ』という動力に心躍ったもんや。
プラモだろうとなんだろうとバネなんや。
最近の『プラモ=フィギュア』という感覚ではこの躍動する心が分かるまいて。

バネなんや!

まあ、バネは横に置いておいて…
足裏のボタンを押すとどうなるか…

Comp12

ジョイントが出てきます。

ちなみに、このジョイントは赤いポッチを押すとバネで引っ込みます。

Comp13

ここでもバネ動力だ!
もうオレのチンポボーイは漏らしそうや!

ではでは、このジョイント。
一体どうなるのか…

Comp14

ジャ〜ン!
なんとすねのパーツとドッキングできるんや!
しかも、そのドッキングと果たすとモモにドッキングするためのジョイントパーツが自動で出てくるんや!

しかもバネの力!
鍛えれば全身がバネになるんや!

Comp15

この繰り返しで上へ上へとドッキングさせていく…
これや…
玩具ってのはこういう楽しみがあるんや…

この時点までくると、オレの心は既にイーグルサムのヨーヨーで犬の散歩とかやってる気分。
いや、犬の散歩すらうまく出来なかった少年時代のオレにタイムスリップ!

Comp16

さて、腕のギミック。

肩にまたなにやらボタン発見。

Comp17

お分かりかな?
肩のボタンを押すと肩関節のジョイントが飛び出す!
もちろんバネの力や!
どうじゃ?
若者よ。
君達はすぐにポリパーツに頼りたがる。
おじさんの若い頃はこうやっていろいろアイディアを出したもんだよ…

あ、オレこの前ポリパーツを10袋かってきた。

Comp18

じゃ〜ん!
完成や!
すげえ!
でけえ…

そうだ、こういうデカさがまた少年の心をくすぐったんや…
たまらんなあ…
もうさ、オレ少し走ってこないと興奮が収まらないよ!!

Comp20

後ろ姿。
あの赤いポッチを押すたびに合体が解かれていくんだ…
すげえアイジアじゃ。

Comp19

なんか、めちゃめちゃかっこいい!

さて、みなさんも気になられたかと思いますが…
メディコムから発売されるコンポボーイには顔がある。

なんで?
コスプレ?

まあまあ。
もう少々お待ちくだされ。

このコンポボーイには続きがありますねん。

Comp21

頭になぞのハッチがありますねん。

Comp22

また、コンポボーイには小さいお人形さんがついておりますう。

Comp23

開いたハッチに詰め込む…

そして、ハッチを閉めると…

Comp24

ズギャ〜ン!
顔が出た!
困ったギミックや!

……は!
イカン。
コンポボーイソフビの苦労話をしようかと思ったらすっかりコンポボーイの合体に夢中になってしまった!!

そうか…
これが玩具の魔力や!
やられた!
オレは無心でコンポボーイの合体レポートをしてしまった…

おわり

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