プラモデル・おもちゃ

2013年12月18日 (水)

コンポボーイ哀歌

衝撃だね!

見た?
ハイホ(ハイパーホビーの略)

いや、知ってるか知らないか…
?????な人の方が圧倒的に違いない。

だってしょうがな〜いじゃな〜い♪

本当に一部の人しか知らんだろうて。

『テクノロボコンポボーイ』

なんじゃそりゃ?って話です。

まあさておき。
先に宣伝おば。

Comp

これですね。
まあさ、バブルというかその初期症状とも言うべきか…
80年代というのはどこかねじが飛んじゃってるのね。
好景気、右肩上がりの経済。

その末端で起きたのはえらいこっちゃだったのよ。
オレなんかね。
自転車。
隠しライトがついていたり6段ギアなんてのも登場した。
後ろには折りたたみのカゴを付けたりね。
スポークに1個ずつプラパイプを挟んだりね。
蛍光の。

そういう時代だったんや。

そういう時代ね。
頭に入れといてや。

それで、このコンポボーイ。
まあおもちゃでね。
コンポが合体してしまうとか。
大体、若者にコンポなんていっても分からね。
オッサン達だってもう既に記憶の片隅にこびりついた悪夢のような思いでさ…
でもね、コンポってイマかったんだ。
イカしてたんだよ。
イカした男の熱いアイテムやったんや。
そういうの、頭入れといてや。

まあね。
おもちゃ業界もこの好景気で方向性はどこかへ向かってしまったんだな。
コンポだってプラモになったし、タイヤのホイールまでプラモになっちゃった時代やで。
とはいえ、コンポを合体させてロボにしてしまおうなんて、イカれてる(笑

まあそういう前置き。
このコンポボーイのお話をいただいて…

いや、そりゃあ耳を疑ったよ。

『コンポボーイってご存知ですか?』

と。
そりゃあ普通の人なら聞きますよ。
でもね、オレたち80年代に少年だったジジイにとってはそれこそ脳みその片隅にこびりついた少年の記憶だったのさ。

『もちろんでさあ(なぜか使用人言葉)レザリオンの元になったヤツでげしょ?』

とアチキ。
正確にはアルべガスの元なんだけどね。
レザリオンにも流用されているんだよね。

『コンポボーイの原型をぜひあべさんに…』

また耳を疑ったね。

『はあ…』

としかいいようが無い。
が、なんといいますか…
チャリのスポークにはめ込んだプラパイプ(蛍光)が走るたびに

『カタカタ…』

となる。
そういう少年時代がオレの脳みその中にガ〜ッと押し寄せてきた!

『そうだ!オレがやらなきゃ誰がやるんだ!
いや、オレがやらなきゃきっと誰もやらない!
オレは呼ばれたんだ!
コンポボーイに!』

と何かに耳元でささやかれ、二つ返事でオッケーした…

それが地獄の始まりだったとは…

まあそれは追々。
とにかく、いろいろな人を巻き込んで…
いや、いろいろな人に多大な迷惑をかけ…
お金もかけ…
時間もかけ…

散々な思いをして出来たのがコンポボーイかよ!
と制作時には思ってました…

しかしながら、本当に素晴らしいソフビが出来上がったと。
今では誇りに思います。

…コンポボーイだけどね。

あれだけみんなが大変な思いをしたので、完成した時の感慨深さも一入。
本当に喜んでいただけて最高な気分です!

…コンポボーイだけど。

さて、今回はご依頼いただいたメーカーさんからサンプルをお借りしているので、ここは合体させねばイカンだろうて。
と勝手に思ったオレ。

コンポボーイってなんぞや?
という所から始めたい。

まあね、コンポボーイに関しては本当に素晴らしいレポブログが多数ございます。
そちらをご参照くださいませ!

と、いつもなら言いますがね。
なんて言うんですか…

このコンポボーイにはそういうヤッツケな気分を一掃してしまいそうな、そういういけない魔力がありましてね。
まあ〜なんていうんですか…
オレがもう既にあの隠しライトのチャリの荷台に両足を乗せて

『ザボーガー』

とかいいながら坂道を疾走する…
そういう童心に戻してしまったわけだ!

オレにも合体解説させてくれ!
まあか〜るくだけど…
説明したいの!!

コンポボーイ!

Comp1

箱デカッ!
いや、ゴッドシグマとかゴライオンとか。
当時はでかかったんだよ。
でかいのがステータスだったんだ!
バカほどでかいのが好きやったんや!
といったら怒られそうだが、どう考えてもバカや!

そういうバカな製品ほど心が躍るねん…
そういうもんや。女子には分かるまい!

Comp2

みてよ!
この贅沢な作り!!
もうたまらんわ…
なんでこんなにオレたちの心をつかむねん…

Comp3

この発泡スチロールに詰め込まれてる感じがええんや…
オレたちジジイはこういうのに心躍るんやで!

Comp5

写真を見ながらコンポにしてみる。
この形態はのせるだけや。
積み木みたいな感じ。

でもたまらないよねえ〜
もうパーツを1個1個持つだけでオレのチンコボーイがキュンとなる…
10歳若返ったぜ…

Comp6
ジャ〜ン!

でけた!
本当は足のボックスにはしきり版を入れるんだけど(それもすごい話や)今回は持ち主がしきり版を束ねるテープを剥がしていなかったので割愛。
ホントは、差し込みたかった…

Comp7

この他にもステレオラックがついている。
贅沢やなあ…

まあ、なんでこないなもんがついてるかっていると…

Comp8

手首が収納できますねん!

しかしまあ…
観音開きのガラス戸(プラだけどね)まで再現するとはおそろしや…

まあそれもそのはず。
ポピーの重鎮、村上克司大先生の作品や。
素晴らしい!

ではでは、合体させまひょか?

Comp9

まずは足首となるスピーカ。
そこの部分にボタンがある。
ここがね、このコンポボーイのギミックの優れてる所なんだけど…
まあなぜ足首からか?という疑問もこの素晴らしいギミックに関係してきます。

追っていきまひょ。

Comp10

ボタンを押す。
すると赤いポッチがストッパーになります。
バネが仕込まれてるんだよね

『バネが仕込まれてる』

…何と言ういい響きや…
少年時代のおもちゃはこの『バネ』という動力に心躍ったもんや。
プラモだろうとなんだろうとバネなんや。
最近の『プラモ=フィギュア』という感覚ではこの躍動する心が分かるまいて。

バネなんや!

まあ、バネは横に置いておいて…
足裏のボタンを押すとどうなるか…

Comp12

ジョイントが出てきます。

ちなみに、このジョイントは赤いポッチを押すとバネで引っ込みます。

Comp13

ここでもバネ動力だ!
もうオレのチンポボーイは漏らしそうや!

ではでは、このジョイント。
一体どうなるのか…

Comp14

ジャ〜ン!
なんとすねのパーツとドッキングできるんや!
しかも、そのドッキングと果たすとモモにドッキングするためのジョイントパーツが自動で出てくるんや!

しかもバネの力!
鍛えれば全身がバネになるんや!

Comp15

この繰り返しで上へ上へとドッキングさせていく…
これや…
玩具ってのはこういう楽しみがあるんや…

この時点までくると、オレの心は既にイーグルサムのヨーヨーで犬の散歩とかやってる気分。
いや、犬の散歩すらうまく出来なかった少年時代のオレにタイムスリップ!

Comp16

さて、腕のギミック。

肩にまたなにやらボタン発見。

Comp17

お分かりかな?
肩のボタンを押すと肩関節のジョイントが飛び出す!
もちろんバネの力や!
どうじゃ?
若者よ。
君達はすぐにポリパーツに頼りたがる。
おじさんの若い頃はこうやっていろいろアイディアを出したもんだよ…

あ、オレこの前ポリパーツを10袋かってきた。

Comp18

じゃ〜ん!
完成や!
すげえ!
でけえ…

そうだ、こういうデカさがまた少年の心をくすぐったんや…
たまらんなあ…
もうさ、オレ少し走ってこないと興奮が収まらないよ!!

Comp20

後ろ姿。
あの赤いポッチを押すたびに合体が解かれていくんだ…
すげえアイジアじゃ。

Comp19

なんか、めちゃめちゃかっこいい!

さて、みなさんも気になられたかと思いますが…
メディコムから発売されるコンポボーイには顔がある。

なんで?
コスプレ?

まあまあ。
もう少々お待ちくだされ。

このコンポボーイには続きがありますねん。

Comp21

頭になぞのハッチがありますねん。

Comp22

また、コンポボーイには小さいお人形さんがついておりますう。

Comp23

開いたハッチに詰め込む…

そして、ハッチを閉めると…

Comp24

ズギャ〜ン!
顔が出た!
困ったギミックや!

……は!
イカン。
コンポボーイソフビの苦労話をしようかと思ったらすっかりコンポボーイの合体に夢中になってしまった!!

そうか…
これが玩具の魔力や!
やられた!
オレは無心でコンポボーイの合体レポートをしてしまった…

おわり

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2012年3月23日 (金)

マッハサリー…ゴー!

マスタースイッチオン!
マスタースイッチオン

オールスイッチオン!
オールスイッチオン

マッハサリーゴー!

ってことで、おまたせしました!
怪獣軒新作『マッハバロン』ついに完成!

とその前に。

こんなカラーで塗装してみました。

0001

サンダーマスクと言えば緑色の他にカーキ色の物もありましたよね。
スチールではわりとこの色のさんだーが写っていたり。

もちろん手袋も2段変身前のシルバーで塗ってみたよ。


0002

そんなわけで夢の競演。


本題。

まあなんですか。
いろいろ紆余曲折して発売日があれよあれよとおしてしまったマッパバロンでございますが、満を期して登場。

とにかく、家にバラの状態でゴッツリ届きましてね。
いつも通り箱1個で来ると思いきや、なんとダンボール箱3箱!
いや今までのよりでかかったんで、そりゃあゴッツリ来るとは思ってましたが、ママ!こんなに部屋に入らないよ!(エルバンダ調)


001

入れたけどね。
寝る場所とかそんなんありまへんがな。
このままだとお外で寝るしかないよ!
そりゃあ宅急便屋も一度在宅確認の電話だってするがな。

今回も血反吐を吐きそうな量が届く。
数的にはサンダーと同じくらいだけどとにかくでかいんでサンダーの3倍の箱で到着するという悪夢…


『すぐ塗装して怪獣軒に送らないとマジでオレ外でねないといけねえ…』

そんな苦行がオレの頭をよぎる。

しゃーないから塗装を始める。
というかマスク作る。

マッパバロンは幸か不幸か塗装面が少ない。
今回は早く終わりそうだよ。

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今回は間着が緩くならない用にバリつきの状態で送られてきました。
要はオレがバリを落とすという明らかに作業が増えていてちょっと泣いたオレ。

でもガッツリ間着もよくスンバラしい出来になったよ。
ちょっと仕上げが甘い所があるかなあ…


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まあ気がつくとだよ、こんなに出来てる。

いやあいいね。やっぱり塗装面が少ないと早いね!

そしてこんなにできる。


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マッハバロンがいっぱいいる画像なんてそう無いから(まず無いが)記念に写真とったよ

さあ、こんなぐずぐずやっていてもしようがないちょ〜

ご覧いただこう…

怪獣軒マッハバロン!!

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逆だけど、イマイの箱絵風


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オープニング風

そして最後に夢の競演


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さあみんなで予約しよう!

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2012年2月13日 (月)

2012/2.12ワンダーヘスチバル!

いやあ…地獄また地獄!
の、ワンダーへスチバルことワンヘスも終了いたしました。
とにかく、家を出る1分前まで作業また作業という悲しい人生もひとまず終了。
何ヶ月も休んでないオレにとってしばしの休息かと思いきや、もう確定申告。
来週からマッパバロンのワックスという悲しい現実を迎えてる今日この頃。

皆さんいかがお過ごしですか?

さて、先日のワンヘス。
お越しいただいた皆様、ありがとうございます!

コミケの方では本当にいろんな方に声をかけていただくのですが、今回は驚いたことに本当に多くの方々に声をかけていただいて、嬉しい限りであります。
こんな素人に毛のはえたような軟弱、そして脆弱きわまりない、明日にでもルンペンではないかという私めをこれほどかまっていただけるとは感無量であります…

と言う話を身近な仲間にすると
『お前は立派な原型師だ』
と起こられるが、それは大きな間違いだ!

オレは絵描きなんだよ!!

と言う前置きでいかがでしょうか?

そんなわけで、ワンヘス数時間前に完成したバイソン。

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我ながらいい出来かと思いきや、実は時間がなくて下半身やら細かい所がぐだぐだと言う始末…
買っていただいた方の腕に依存するという本当に申し訳ない製品になってしまいました…
これから作っていただく方、僕なんかよりうまく作ってください!!

ついでに俯瞰の写真も載せますので塗装の参考にしてくださいませ。

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ちなみに、これが設計図として用意したオレの絵。

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どうですか?
これで絵描きだ!とか言ってるんヤツがいるんですよ。
アホちゃうか?って話ですわ。

なんだよ!
全てぐだぐだじゃないか!(涙

そんなわけで、ワンヘスではこのようにオレ作品集タワーが出来ました。


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ここまで揃ってくると壮観だよなあ…
しかもザボーガーとレッドバロンは大ヒット商品となり感慨深い物があります…
ギリギリまで作業をしていたのでポップを作ることが出来ず、手書き。
字まで汚いという本当のダメ人間…
反省…

よく見ると『バイソン』出なく『バイソシ』だったり。
まあそれはバイソンという字を書こうと思ったらバイソ…でペンを落としてしまい、いい所で点が入ってしまったんだよね。
でも連日の疲れで直す気もないオレ。
いいじゃん?バイソシでも。
むしろその方がいいんじゃね?
くらいの勘違いをして、そのまま放置してまう。


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まあそんなオレだから、バイソンとサンダーマスクが並んでしまうという異様な空間が産まれる。
これはオレの心の歪み具合を表現しているんだな。


まあそんなオレ。
以前、ワンヘスはもうでない!と公言しておきながら、非常に好評だったのでまた参加しよう!と決意。
かんたんだろ?寝返るの。
おれはそういうヤツなの。

そういうヤツなの!!

ワンヘスレポート終わり。

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2011年6月 5日 (日)

劇的ビフォーアフター

みたいな加藤みどりナレーション風なガンダム紹介しようと思ったが、そんな時間もなく、漫画描きます。
色も塗ります。

やりたかったな…
『今日の匠は…』
とか
『まろやかなラインは、素材そのままを生かして、より新たな造形物へと生まれ変わらせる匠の技…』
とか、そんなヤツ。

コミケ当選のため漫画をかかニャアならんとよ。
それどころか、怪獣軒様よりの頃のレッドバロンの色塗りも頼まれ、山ごもりでもせなどれも完成せん…って話ですよ。

後悔だよ!
備える時間があったにもかかわらず、備えない。
後悔しかないよ!!!


それはこいつのせいでもある。

2

ガンダムね。
1/60の。
始まりはこうである。
昨年、影のドンともいわれる怪獣少女のおおさかさんと漫画家の川石テツヤさんと秋葉でご飯。
その足でガンダムカフェに行ったさ。

そこには歴代のガンダムのプラモデル(ガンダムのみ)が飾られているわけだが、オレはあるスケールに釘付けになった…

1/60ガンダム…
小学生の時に一回作った事がある。
思いで込みというのもあるだろうが、その圧倒的存在感に心射抜かれる!

『すげえなあ…1/60ガンダム!かっちょいいっす!!』
とおれ。

周りはあぜんとしたもんだよ。
何せ隣に並んでいるのはPG(パーフェクトグレード)ガンダムさ。
それと並べて旧キットがいいなんてどの口が言ってんだよ!
どの口が言ってんだよ!って話ですわ。

でもさ、おれののうないはもう既に旧キットがものすごく美しく写ってるわけ。
恋は盲目
コイじゃなくて良かったよ…

『またコノパチ野郎が!』

という冷たい視線を感じながら俺の夢は旧キットのガンダムに思いを馳せる。

『手を加えたい…!オレは!1/60ガンダムを男前にしたいんだ!』

そう思い、中古でキットを買ってくる。
以前持ってらした方が数カ所色を塗っていたのだが、いじくるのでモーマンタイ。

多少いじったあとにもちろん、ガンキャノンと記念撮影。

1

腹アーマーを多少延長しただけでこんなにかっこいいぞ!

で今回最も大きい手術となるの肩関節と上腕部の延長。


3

ジリジリ男前になっていくぞ!

しかしまあデカイ!
とにかくパーツパーツの存在感と言ったら他を圧倒する。
全体だけでなく各部パーツもでかくて存在感があるんだ…
これなんだよなあ…旧キットの楽しみ。

そして気がつくと、こんなに大きくなりましたw


4

ほぼガテン系ガンダム。

今の細いガンダムを見てるあなたやあなた!
ジスチニーとかダボウォオーとか見てる方がにはとてもこんなぶっとくででかいガンダムなんてありえねえだろうなあ…

でもさ、おれの、いやオレたちの見てきたガンダムってこうなんだよ。
ぶっといんだ!

完全ノスタルジックに浸るオレ。

もう漫画描かないと間に合わないよ!

さようなら

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